みなさんさようなら

2009.6.25「増田周作のおはようコラム」から
 
「飛鳥Ⅱ」から1年③
仕事に区切りをつけるつもりが

 業界誌がその業界のあり方について批判の論陣を張るのは、ジャーナリズムの姿勢からは当然だが、その姿勢をとり続けるのは容易ではない。業界誌は、業界によってメシを食わせて貰っているのに、その業界団体や業界の批判をするとは何ごとか、という意見は常につきまとう。私が、自動車団体のあり方を批判して、「東京トラックショー」を主催して25年の実績を積んだ現在でも、私の姿勢を理解しない人がまだまだいるのが実情である。
 「東京トラックショー」を継続するためにも、繰り返し繰り返し、その姿勢を訴え続けなければならず、時には問題を起こしながらも、私は記事を書き続けてきた。
 しかし、70歳も過ぎて、段々現場から遠ざり、トラック関連の人と会う機会は極端に少なくなった。そのアナを少しでも埋めるために、平成11年から始めたのが、毎朝発信のこのコラムで、ちょうど10年になり、まとめた単行本『従心日録』4冊を出版した。
 80歳代に入ると、いよいよトラックから遠ざかることを真剣に考えるようになり、一昨年には生前葬のまね事をして、一応の区切りをつけ、昨年には子どもの頃からの夢であった世界一周を果たした。これで、いよいよ念願の老計達成の第一歩だと喜んだ。


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みなさんさようなら

2002.6.10 「増田周作のおはようコラム」から


 城内の神社の手水石に「苟日新日日新又日新」(まことに日に新たに、日日に新たに、又日に新たならん)の日新出版社名の源泉である古典『大学』の文字が刻まれているのを見て大感激。日々に新たなりの決意で始めたこのホームページ、ますます頑張らなくては。

手水石 父 1635
写真左:周作撮影 平成14年


2月20日にアップした記事のように、
半生の仕事は、安岡正篤先生の示された「学道業日新」を指針としました。

当初は2泊の軽井沢旅行でした。
10月26日、行きの新幹線内で低血糖の発作を起こした父は終点の上田で降ろされ、同乗する母と救急車で病院へ。
病院のベッドで一晩過ごした翌日、予定通り軽井沢で2泊して帰京。
事務所へ直行して翌日の「東京トラックショー説明会」準備をした後、済生会病院へ入り、11月21日に亡くなるまで家に帰ることはありませんでした。(妙)


みなさんさようなら

2013.06.17 09:23|雑記
-「苟日新 日日新 又日新」-

軽井沢へ行く用ができたので、新緑の中、上田まで足をのばしました。
11年前、父が「増田周作のおはようコラム」に書いた真田神社の手水石です。
昨年10月末、神社の前の城門まで行ったものの、工事中で近づけなかった、と聞きました。
動けるうちに、以前、感動した「日新」の文字を見たかったのでしょう。

5月11日、城内の手水石はまだそのまま。曇り空の下、仏壇に供える写真を撮りました。(妙)

(周作の当時のコラムは次回、20日木曜掲載予定)
5 11 手水石 1833
(2013年5月11日 上田城内真田神社と手水石)
プロフィール

増田周作

Author:増田周作
(株)日新出版 創業者
月刊「特装車」「特装車とトレーラ」「NewTRUCK」編集発行人
「東京トラックショー」創立・主催者

大正15年8月30日生まれ 土佐出身
(H23年すい臓ガン、翌年肝臓ガン発病)
平成24年11月21日 肝不全で死去
       享年87歳

旧制中学1年1学期、上級生とのケンカで先方2名と共に退学になる。
大阪商科大学(現・大阪市立大学経済学部)卒業。土木従事、新聞社を脱サラ後、広告代理店経営。昭和44年43歳、東京でトラックの月刊誌発行を始める。
湯島聖堂「斯文会」名誉会員・後援会常任委員を務める。
「呉越会」「東京トラックショー」「増田周作のおはようコラム」「日新論語会」など、常に社会の木鐸(ぼくたく)でありたいと願った“いごっそう”であった。
伊与田覚学監は10歳年上の叔父。

【 これがほんとうのあとがき。43年のもの書きの、最後の後書になった。われながらよく書き続けたものだと思う。
「生涯現役」。もの書きとして生涯現役を貫いた喜び、これに勝るものはない。読者の皆様に最後の「わだち」をお送りしてお別れをしたい。今、私は至福の感をもって最後のわだちを書いている。みなさんさようなら   11月13日 】
 絶筆 H24年/12月号
「わだち=月刊 NewTRUCK 編集後記」

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