みなさん さようなら

2015.05.18 06:00|「呉越会」
日新出版発行の月刊誌『特装車』『特装車とトレーラ』『NewTRUCK』には、毎号色々な方の寄稿がありました。第2回「呉越会」に講師として参加した東急車輛製造(株)中川氏の原稿も面白いので数回にわたり、レポートを連載します。父が恩人のひとりと思っていた中川氏の人となりは、2014年9月15日アップのカテゴリ「幽冥録」をお読み下さい。(妙)


1974年(S49) 「特装車とトレーラ」 6月号
「呉越会」セミナー特集

神話の国の研修記 ①~⑤
息もつかせぬ研修から夜のチン事まで
中川政弘

・今回の研修旅行のあらまし
 4月16日、16時川崎フェリー埠頭集合、筆者(中川)は約1時間前に到着、フェリーエキスプレス(株)に挨拶後2階の食堂に入る。最初に目に入ったのが日本フルハーフ(株)の蜂屋部長、他に呉越らしき人物が所々にいるようだが、知った顔は見当たらない。早速蜂屋氏隣のテーブルに着きコーヒーを注文。そのうち時間はせまるし、集まりはよくないようだしと、心配していたら、何と食堂を仕切ったカーテンの向こうが集合場所であった。
 16時、大体呉越揃い、主催者増田氏の挨拶により研修会は動き始める。呉越各位、自動車、特装車、あるいは冷凍空調関係の第一線管理職が大半だから増田氏・アシスタントはうるさい管理は一切やらず、われわれのコモンセンスとゼントルマンシップに重点を置いた「無管理の管理」方式である。増田氏得意の無管理に呉越側もよく協調し真の意味の呉越同舟で昼夜のハードスケジュールを十分こなした上、解散後もなお余裕綽々たる呉越がいたそうだから、わが国のGNPの高いのも当然だ。流通研究センターの三林先生、集合あるいはバス発車の際、必ず最後に現れ、戦争では最も困難とされている後衛の大任を見事遂行、先生が来たから発車OKと、われわれの人員点呼の手間を省くなど、各々持てる特技を十分発揮して、全日程を通し名誉の戦傷(軽傷)1名のみという日航、国鉄顔負けの高度な安全率で終了したことは、主催者ともども呉越側としてもご同慶にたえない。



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みなさん さようなら

2015.05.11 06:00|「呉越会」
「呉越会」は増田周作が40余年前に命名、自らも講師になって開催を始めた研修会のことです。
「呉越会」の精神は周作のジャーナリスト精神と共にあります。(妙)


1974年(S49) 「特装車とトレーラ」 6月号
「呉越会」セミナー特集 

呉越同舟と師友の交わり
―セミナーでの周作語録 ―

呉越同舟の真の意味
 出発にあたって、ひとことご挨拶申し上げます。私が第2回洋上研修会の企画を発表いたしましたところ、3月15日の締切を待たずに、定員をはるかにオーバーする50名のお申込を頂き、その時点で、受付を停止するという、まことに有難いご支援を頂きましたことをまずお礼申し上げます。

 自動車メーカー大型4社、小型4社をはじめトレーラ、バン、コンテナ、冷凍機器その他のメーカーの方が、同じ舟に乗り合わせて旅行する、まさに呉越同舟の旅であります。
 普通、呉越同舟といえば、ライバル同士が、たまたま同じ乗物に乗り合わせる、と言うことであると、解釈されているのでありますが、真の意味はそうではございません。
 呉と越とは中国古代の戦国時代に、しょっちゅう戦争をしていた国であります。そのような仲の悪い国の人であっても、同じ舟に乗り合わせて、風波に遭ったら、難船するのを防ぐため相協力する、というのが本当の意味でありまして、これは有名な孫子という本に出ております。この相協力して助け合うというところが現在は忘れられてしまっております。

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プロフィール

増田周作

Author:増田周作
(株)日新出版 創業者
月刊「特装車」「特装車とトレーラ」「NewTRUCK」編集発行人
「東京トラックショー」創立・主催者

大正15年8月30日生まれ 土佐出身
(H23年すい臓ガン、翌年肝臓ガン発病)
平成24年11月21日 肝不全で死去
       享年87歳

旧制中学1年1学期、上級生とのケンカで先方2名と共に退学になる。
大阪商科大学(現・大阪市立大学経済学部)卒業。土木従事、新聞社を脱サラ後、広告代理店経営。昭和44年43歳、東京でトラックの月刊誌発行を始める。
湯島聖堂「斯文会」名誉会員・後援会常任委員を務める。
「呉越会」「東京トラックショー」「増田周作のおはようコラム」「日新論語会」など、常に社会の木鐸(ぼくたく)でありたいと願った“いごっそう”であった。
伊与田覚学監は10歳年上の叔父。

【 これがほんとうのあとがき。43年のもの書きの、最後の後書になった。われながらよく書き続けたものだと思う。
「生涯現役」。もの書きとして生涯現役を貫いた喜び、これに勝るものはない。読者の皆様に最後の「わだち」をお送りしてお別れをしたい。今、私は至福の感をもって最後のわだちを書いている。みなさんさようなら   11月13日 】
 絶筆 H24年/12月号
「わだち=月刊 NewTRUCK 編集後記」

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