みなさん さようなら

2015.09.28 06:00|「今月の論語」
文中に登場する孫は現在海上自衛隊に所属しています。
大の船好きだった父は、この初孫が防衛大に入学して後、海上自衛隊に進むと知らされた時には、涙を流さんばかりに喜びました。3人娘の運動会・入学式・卒業式などには全く顔を出さなかった父が、防衛大開校祭の棒倒し、小泉首相が出席した卒業式では恒例の帽子投げを見、江田島の海上自衛隊幹部候補生学校の卒業式にも出かけてニコンで写真を撮りました。その自慢の孫(私の甥っ子)も今は一児の父です。(妙)

江田島 2007年3月 13258
(2007年 江田島)

1990年(H2) 月刊 「NewTRUCK」10月号

今月の論語
日本人を作った儒学と漢字教育
2500年の昔、孔子は教育の機会均等主義を唱えて、日本の江戸時代にほぼ実現した。
いま静かな孔子ブームが日本にも中国にも起こっている。

 アメリカ西部のアナハイムで開催のトラッキングショー取材のため7月に渡米した時、サンフランシスコ南部に住む次女一家に会った。
 娘婿はあるメーカーに勤めてアメリカ駐在になって5年目、その長男つまり私の孫は小学校の2年生、アメリカの小学校と、日本語を教える学校とに通学している。
 どっちが面白いかと聞くと、日本語の方は漢字が難しいからイヤで、アメリカの小学校の方がいいと言う。
 ABCのアルファベットを覚えたらいい英語と、片仮名、平仮名、そして漢字と3つもの文字体系を持つ日本語を同時進行で勉強していったら、たしかに英語の方がラクだろう。

 日本人が欧米人に較べて科学知識の乏しいのは子供の頃に難しい漢字を教えるからである、という意見が戦後は強く、ローマ字にしてしまえとか、カナ書きにしろとかいわれてある大商社は文書をすべてカナ書きにしたこともある。

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みなさん さようなら

速報!!

9月17日から3日間、バンコクでパラボックス代表・於久田幸雄氏主催による「タイ国際トラックショー」が開催されました。

イベントのプロと自任、東京トラックショーを立ち上げたと事実無根の経歴ふれ込みで開催したショーでしたが、当初の出展見込み80社を下回る30社で終了しました。 (本人は出展70社と発表していますが、「タイ国際トラックショー」の公式サイトには30社の社名のみです。屋台まで数に入れた?) 某サイトに掲載中の於久田講師自己紹介は、「展示会の立ち上げから運営方法」「展示会産業の現状と展望」だそうです。(妙)

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みなさん さようなら

世は秋のシルバーウィークとやらですが、増田周作のブログはお休みなしでいきます。
夢だった船を加えた雑誌「TTJ(Transport Technical Journal)」を創刊したのは1999年夏。
しかし、月刊「NewTRUCK」発行、毎日のWeb「お早うコラム」発信、講演会、「東京トラックショー」にこの陸海空の季刊誌を加わえては、さすがに並外れた能力の父にも継続は難しく、数年で打ち切ってしまいました。読者からは、いい雑誌なのにと惜しむ声も出たのですが…。社長は特別でも、私たち社員はみな凡庸だったことの証明になりました。(妙)


TTJ.jpg
                      季刊誌 「TTJ」 表紙


1988年(S63) 月刊 「特装車とトレーラ」 9月号

 ある雑誌に世界に珍しい魚を追いかけて剥製をつくっている人の写真が載っていた。その職業が釣りの週刊誌発行、道楽とメシの種が一致した羨ましいご仁である。
 モノを書くことはちっとも苦にならぬが、車は余り好きではない筆者が本当に出したいのは船の雑誌。しかし、今からでは遅すぎる。
 サン自動車に挨拶に行ってモーターボートを見てから、雑誌で果たせぬ夢をモーターボートで叶えたい、と考え出した。
 わがマンションの真下にモーターボートのプールがあり、ディズニーランド沖を横切り、隅田川に入って事務所近くに上陸する。
 一杯機嫌で東京の夜景など眺めながらモーターボートでのご帰宅、ゴージャスな真夏の夜の夢ではありませんか。



みなさん さようなら

2015.09.10 06:00|コラム・巻頭・社説・社告
8月24日アップ、平原先生著の図書紹介も併せてご覧下さい(妙)


1976年(S51) 「特装車とトレーラ」9月号 コラム
荷役研究所との袂別に当たって
専門誌ジャーナリズムの確立に今後も邁進します

 荷役研究所と袂別することになりました。同研究所と私の結びつきについては一部の読者はご承知かと思いますが、一昨年7月、同研究所を主催する平原直先生と私が小誌連載シリーズ“周作対談”で初めてお会いしたことに始まります。
 平原先生は日通に約20年間勤務された後、荷役の合理化、機械化を唱導する為、荷役研究所を設立して今日に至った方で荷役だけでなく、物流の大立者であり、海外にもその名を広く知られ、その功績により勲4等旭日章を授けられています。
 さらに荷役研究所の発行する専門月刊誌「荷役と機械」は発行以来25年を越え、わが国の物流専門誌の中でも、最も古い歴史を誇り、荷役の合理化の知識普及に大きな役割を果たしてきました。

 このような輝かしい歴史と業績を持つ研究所の後継者として、それ迄の長い研究所の歴史になんらのかかわり合いを持たなかった私が擬されたことには次の理由によるものと推察します。
 先生は70才を越え、生来頑健な体質でなかったところへ、その前年急病により暫く病臥することになり、健康に対する自信をとみに失っておられた。
 後継者が研究所内部で育成されていなかった。
 以上のふたつから、それまで見ず知らずの私に白羽の矢が立ったものと思われます。健康上の問題はともかく、後継者については当初私も疑問を感じたのでありますが、先生の盛名を慕って研究所に入る人は多くても、先生の存在が余りにも大きくてその能力を十分に発揮することができず、しかも出版の仕事は一般の人には馴染めない特殊な分野である、などの理由から、それぞれの新生面を求めて先生の膝下を離れたものと思われます。

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みなさん さようなら

2015.09.03 06:00|コラム・巻頭・社説・社告
1977年(S52)「特装車とトレーラ」9月号
連載シリーズ(Ⅷ)
車体メーカーの経営を考える
中小企業こそ次代の支柱 自信と誇りを

軽井沢トップセミナーでの論議
 財界のトップセミナーとして知られている軽井沢トップ・マネジメント・セミナー(日本生産性本部主催)の記事が7月9日の朝日新聞に載っていた。私のような貧乏出版社の主が出席できるようなものでないのは勿論であるが、そこに書かれているごく簡単な講師の講義内容の紹介記事に興味をそそられるものがあった。
 この記事をお読みの方も多かったと思うが、要旨のまた要旨を紹介すると次のようになる。

 まず、日本経済の現状については、石油危機のあと低成長経済に移ったという点では、ほぼ完全な合意があった。今年度の目標とされている6.7%の実質的経済成長実現に不安があり、政府の刺激先に期待する声が多い。欧米諸国の輸入制限的な動きは当面の不安材料であるが、ソフト路線での対応を講師は強調した。
 エネルギー対策については10年先、20年先に不足になることははっきりしており、その対策はいま着手しなければ間に合わない。(向坊東大学長)
 民間設備意欲の衰えについては、英国病、イタリヤ病の原因のひとつに民間投資不足があった。このままでは日本も日本病にかかる。(松浦慶大教授)

 こうした大所高所論とは別に、参加者が真剣に取り組んだものに、低成長下、どうして利益を上げてゆくかという当面の問題があり、分科会の人気ナンバーワンはトヨタ自動車工業の大野副社長で、トヨタ式合理化経営に質疑が集中した。
 さらに、売上高の5%を技術開発費として先取り小粒ながらも猛烈経営で知られる積水化成品工業の福本社長の分科会も大野氏に次ぐ人気を集めた。

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プロフィール

増田周作

Author:増田周作
(株)日新出版 創業者
月刊「特装車」「特装車とトレーラ」「NewTRUCK」編集発行人
「東京トラックショー」創立・主催者

大正15年8月30日生まれ 土佐出身
(H23年すい臓ガン、翌年肝臓ガン発病)
平成24年11月21日 肝不全で死去
       享年87歳

旧制中学1年1学期、上級生とのケンカで先方2名と共に退学になる。
大阪商科大学(現・大阪市立大学経済学部)卒業。土木従事、新聞社を脱サラ後、広告代理店経営。昭和44年43歳、東京でトラックの月刊誌発行を始める。
湯島聖堂「斯文会」名誉会員・後援会常任委員を務める。
「呉越会」「東京トラックショー」「増田周作のおはようコラム」「日新論語会」など、常に社会の木鐸(ぼくたく)でありたいと願った“いごっそう”であった。
伊与田覚学監は10歳年上の叔父。

【 これがほんとうのあとがき。43年のもの書きの、最後の後書になった。われながらよく書き続けたものだと思う。
「生涯現役」。もの書きとして生涯現役を貫いた喜び、これに勝るものはない。読者の皆様に最後の「わだち」をお送りしてお別れをしたい。今、私は至福の感をもって最後のわだちを書いている。みなさんさようなら   11月13日 】
 絶筆 H24年/12月号
「わだち=月刊 NewTRUCK 編集後記」

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