みなさん さようなら

2016.01.21 06:00|その他月刊誌記事
1974年(S49) 「特装車とトレーラ」 1月号

コールドチェーン業界の相次ぐ協会、団体の設立

車両機器メーカーも対応策が必要

最近、食品の定温流通業界での組織づくりが急速に進んでいる。なかでも最大の話題は食品流通システム協会の設立で、既に設置されている(社)日本冷凍食品協会との業務調整も微妙な問題を抱えている。
その他定温輸送業者の間にも、類似団体の設立をみている。
このようなムードの高まりは歓迎しなければならないが、屋上屋を重ねるような団体づくりはコールドチェーンを強力に推進するため必要な業界あげての、組織力、発言力の発揮にいささかの不安も感じられる。
 一連の動きをとらえながら本誌に関係の深い車両機器メーカーのありかたなどについて述べてみたい。

■ (社)食品流通システム協会の設立
 10月30日、農林省所管の「社団法人食品流通システム協会」の設立発起人会が、東京丸の内の日本工業倶楽部に約70名の出席のもとに開催され、11月22日正式認可された。

 と、こう書けば、すんなりすらすら事は運んだようであるが、実際はかなりの紆余曲折(うよきょくせつ)を経なければならなかったようだ。協会名称にしても当初は日本コールドチェーン協会の予定であったが、現名称に落ち着いた。

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みなさん さようなら

2016.01.11 06:00|その他月刊誌記事
第20回モーターショー
                  はなやかなショーは今年(S49)は見られない 第20回会場

1974年(S49) 「特装車とトレーラ」1月号

お祭りは終わった
☆モーターショー第20回で中断
☆商業車ショーは専用車ショーへ

第20回で一応中断
 昭和29年第1回のモーターショーが開催されてから今年で丁度20回目を迎えた。昭和29年といえば、日本経済の戦後沈滞を打ち破った朝鮮動乱が終わった翌年であり、日本経済が世界に向かって大きく羽ばたこうとしていた年に当たる。自動車業界にとってみれば、まだまだヒルマン、ルノーといった外来車がハバを利かしており、いまは殆ど姿を見なくなったオート3輪車が物流の主役であった時代で、そのメーカーも今日とはかなり異なっていて、いわば揺籃期、胎動期にあったといえよう。
 
 その当時に、現在の姿を予想した人は、恐らく誰も居なかったのではあるまいか。現在、巷に自動車は充満し、毎年1万人をこえる交通事故死、排気ガス、騒音などの公害を派生して、今や燃料不足という問題で、ダブルパンチをくっている。利器に凶器という両面をこれほど見事に体現しているものはちょっと見当たらない。自動車のあり方について論議もかまびすしくなってきたのも当然といえば当然である。

 こういう時期に迎えた第20回モーターショーである。開幕前から明年の開催是非について、とかくの憶測が出ていたが、ショー終了後の11月20日の自工会理事会で、すんなりと本年は中止と決定してしまった。明年昭和50年以降は改めて検討する、というものである。

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みなさん さようなら

※ 今年は丙申(ひのえさる)。

干支の干のを、安岡先生著『易学入門』の解説で見ると「陽気の発揚」とある。丙に火偏をつける炳(へい)は太陽が燃える「あきらか」の意味である。(2004年1月号巻頭特別記事より)


2004年(H16)月刊「NewTRUCK」1月号
わだち

 今年は申年(さるどし)。お猿さんの絵が年賀状などで氾濫している。猿は手が長いから伸ばしてモノを取ることができる。そう、申に人偏(にんべん)を付けると伸びるとなって、申には伸びる意味がある。手長猿というように、動物で手が伸びるのは猿だから、申を猿に当てたものである。
 猿知恵、猿まね、猿芝居など猿にまつわる言葉には余り良いものがない。その姿や動きが人間に似ているからだが、猿には気の毒な気もする。朝三暮四(ちょうさんぼし)も三猿と同じ教訓で、大昔ある猿使いが猿に向かってトチの実を朝3個夕方に4個やると言ったら、猿は猛烈に怒りだした。朝4個夕方3個にすると言ったら猿は大喜び、結果は同じなのに、その時々の状況で一喜一憂する浅はかさを言う。申は干支の支の方だが、肝心の兄貴分の干は甲(きのえ)、殻を破って芽を出す前兆、今年は良い年だと張り切っていきましょう。

みなさん さようなら

2016.01.04 06:00|「今月の論語」
※ 2016年は丙申(ひのえさる)です。月刊誌執筆活動は43年間でしたから、60年で一巡する干支の全ての説明はない。ということで 2004年(きのえさる)、12年前の原稿を掲載します。安岡先生の著書を開けばいいのでしょうが、そこまでいくとこのブログの読者さんの方が詳しい。(妙)


2004年(H16) 月刊 「NewTRUCK」 1月号 

論語は時代を超えて常に新しい

甲申の干支の意味するところで今年も頑張ろう 

 新年明けましてお目出度うございます。
 本年は創業満35周年に当たる。昨年は江戸開府400年を迎えて、徳川宗家第18代徳川恒孝氏を東京トラックショー開場式にお招きしたり、35周年の前夜祭のつもりで特別文化講演会を開催した。
 徳川氏とのご縁については、掲載記事をお読み頂きたいが、論語のとりもつ縁であることは言うまでもない。

 日新出版、トラックショー、といえば論語というように、一般の関係者の方々に理解されるようになった。くどいほど、論語をあらゆる機会に引用したり、書いたり、講義をした結果だと思う。

 論語といえば、古めかしく、因循姑息(いんじゅんこそく)で新しい思想や体制に馴染めないという固定観念があったし、私自身も若い時にはそう考えていた。

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みなさん さようなら

皇居 二重橋

2003年1月1日(水)元旦

どうせ見るならでかい初夢を ふくらむ世界初中国トラックショーへの期待

新年明けましてお目出度うございます。
 今年こそ一陽来復の春にしたいですね。景気は気の持ちようで、パーッと明るくなれば不況風など吹っ飛んでしまうものです。そのパーッと明るくなるのは、一人一人の気の持ちようで、行政が悪い、銀行が悪いと言っていても始まりません。「喜神」という言葉がありますが、どんな環境にあっても、それを喜んで受け入れる、そこから物事は良い方向に展開してゆく。「窮すれば通ず」で、無限に活路は開けてゆくものであり、また拓いて行かなければならないものです。

 私は旧年末に車体業界の人達と中国に行きましたが、北京で中国版トラックショーが可能だという感触を得てきました。既に関係者は動いていて、既存の展示会場では狭いのではないか、天安門広場くらいの広さが必要だろうと大洞(おおぼら)を吹く人も現れる始末です。初夢にしてもでっかい夢で、世界初の日中欧の協力によるトラックショーが実現する可能性は非常に高いのです。どうも、今の日本は寄ってたかって夢を潰しあっているようなところがあります。広大な国土と13億の民衆、この中国をキャンバスにして、大きな夢の絵を描く日本人がいてもおかしくはないと思うのですがどうでしょう。


プロフィール

増田周作

Author:増田周作
(株)日新出版 創業者
月刊「特装車」「特装車とトレーラ」「NewTRUCK」編集発行人
「東京トラックショー」創立・主催者

大正15年8月30日生まれ 土佐出身
(H23年すい臓ガン、翌年肝臓ガン発病)
平成24年11月21日 肝不全で死去
       享年87歳

旧制中学1年1学期、上級生とのケンカで先方2名と共に退学になる。
大阪商科大学(現・大阪市立大学経済学部)卒業。土木従事、新聞社を脱サラ後、広告代理店経営。昭和44年43歳、東京でトラックの月刊誌発行を始める。
湯島聖堂「斯文会」名誉会員・後援会常任委員を務める。
「呉越会」「東京トラックショー」「増田周作のおはようコラム」「日新論語会」など、常に社会の木鐸(ぼくたく)でありたいと願った“いごっそう”であった。
伊与田覚学監は10歳年上の叔父。

【 これがほんとうのあとがき。43年のもの書きの、最後の後書になった。われながらよく書き続けたものだと思う。
「生涯現役」。もの書きとして生涯現役を貫いた喜び、これに勝るものはない。読者の皆様に最後の「わだち」をお送りしてお別れをしたい。今、私は至福の感をもって最後のわだちを書いている。みなさんさようなら   11月13日 】
 絶筆 H24年/12月号
「わだち=月刊 NewTRUCK 編集後記」

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